薫香の手招き

友人に誘われ、京都の洛陽三十三箇所観音霊場巡りをしてきました。

予習もほぼできないままに飛行機に飛び乗り、現地へー

私がお寺や神社で願うことはただ一つ。

それは、
言葉で人を幸せにしながら、自分を幸せに、
言葉で人を豊かにしながら、自分も豊かにする、そのための智慧と力をお授け頂くことです。

どちらかといえば、神様に願うというより、自分の中で反芻して誓う、という感覚の方が強いのですが…。

そんな中、思いもよらない出会いの舞台となったのが、三十三番札所で結願所ともなっている、蘆山寺(ろさんじ)。

なんとここは、紫式部の邸宅跡…!

今回は充分な時間がなく、バタバタと参拝だけで邸宅内の拝観までは叶いませんでしたが、監修させて頂いた本の発売直前のタイミングに言葉を操る紫式部ゆかりの地にへ呼ばれたことで、大和撫子清話塾のルーツに触れた気持ちにもなり、とても嬉しく思いました。   


邸宅前の歌碑に刻まれていたのは、

「巡り逢いて 見しやそれとも  わかぬ間に
雲がくれにし 夜半(よわ)の月かなー」

幼友達とのほんの束の間の再会を
雲にすぐに隠れてしまった月になぞらえた一首。
 

おこがましい表現とは重々承知ながら、
千年の時を越えた友との再会を信じ、その偉業を改めて敬い、これからも言葉や伝えることと私なりに向き合いたいと思います。


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大和撫子清話塾

不安知らずの本番美人をつくるー。 起業女性の教養から実践までを視野に、人前で話すスキルを高め、人間科学的手法でしなやかなメンタルを磨き「伝える総合力」を引き上げます。