テクニカルより、ソウルフル
自分の想いを語るスピーチ、研究内容についての発表やプレゼンなど、専門情報をシェアするためのスピーチ、前者と後者で表現の仕方はどのように変わるでしょうか?
今日は前者について。
この場合、「感情をうまく言葉に乗せられるか否か」が成功の鍵を握ります。
よく「この言葉とこの言葉の合間は長めがよいですか?」「この言葉は強く、この言葉は弱く、でどうでしょう?」というような相談をいただきますが、まずは、「どんな感情が、どれくらい強くその言葉/フレーズに込められているのか」を考えてみてください。
それによって、自ずから表情や声のトーン、強弱、間合い、ジェスチャーなどが生まれてきます。それが全体の8割。
オーディエンスがよりメッセージを理解しやすいように、緩急(メリハリ)をつけようと意図的に間合いや強弱を工夫するところは、残り2割。
感情のゆらぎが違和感無く言葉にのったスピーチはそれだけ力強くオーディエンスを引き込みます。(俳優さんの演技も、一部はそれに近いのではないでしょうか…?)
一方、「ここは強く」、「ここは間合いを長く」など、言葉にのせる想いを置き去りにしてテクニックのみで走ろうとすると、オーディエンスには「言葉はキレイだけど、メッセージは残らない」スピーチになりかねません。
思い描く夢、ビジョン、価値観…それら壮大なスケールで語られる内容に胸がつき動かされるか否かー。
テクニカルな美辞麗句より、
ソウルフルな一言一句。
言葉が力を持つのは、1つには、
そこに「想い」が宿るとき。
滑舌が悪くても、多少噛んでも、まずはとにかく想いを届けることに思い切りチャレンジすることをオススメします╰(*´︶`*)╯♡
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